国分牧場が大切にしているのは「食の安全」と「おいしさ」。
約130頭の国分牛を育てています。
人間も牛も、健康な身体作りには食べ物が大事。国分牧場の牛たちは、地元埼玉県産の安心・安全な飼料をしっかり食べて、すくすくと育っています。与えているのは、埼玉県産の稲わらと、トウモロコシや米粉、大豆粕、米ぬかなどが入った配合飼料を独自の割合でブレンドしたもの。安全性の観点から、配合飼料には抗生物質を添加していません（モネンシンフリー）。
さらに、日本を代表するクラフトブルワリー「コエドブルワリー」さんの麦芽の搾り粕も給餌。ビールの仕込み工程で排出される麦芽の搾り粕は、それまで産業廃棄物として捨てられていたものでしたが、エコフィードとして有効活用することで環境負荷を減らすと同時に、おいしい牛肉作りにつなげています。
国分牧場の牛舎は、広々ゆったり。効率よりも牛にストレスを感じさせない「アニマルウェルフェア」の考え方を大切に、飼育を行っています。
毎朝、1頭1頭の健康状態を見てから念入りに掃除。たっぷりの餌を与え、床には定期的に県産材などから挽いたおが屑を敷きます。また、牛は暑さに弱いため、牛舎周辺に木を植えて木陰を作り、大きな換気扇で風を送るなどの工夫をしています。
広々とした清潔なスペースでしっかり餌を食べ、ゆったり眠って育った牛は、とても健やか。過度なサシや格付けは追い求めずとも、結果おいしいお肉となります。
「アニマルウェルフェア」とは？
「アニマルウェルフェア」とは「快適性に配慮した家畜の飼養管理」を意味し、世界的に注目されている考え方です。家畜のストレスや疾病等を減らすことは、安全な畜産物の生産だけでなく、生産性向上にもつながることから、農林水産省もアニマルウェルフェアを踏まえた家畜の飼養管理の普及に努めています。
アニマルウェルフェア「5つの自由」
①飢え、渇き、栄養不良からの自由
②恐怖および苦悩からの自由
③物理的、熱の不快からの自由
④苦痛、傷害、疾病からの自由
⑤通常の行動様式を発現する自由
［農林水産省HP、公益社団法人 畜産技術協会より］
旨味が濃く、脂が甘い
健康に配慮して育てた国分牛は、臭みがなく、噛むほどに赤身の旨味が感じられます。また、脂がしつこくなく優しい甘みがあるのも特徴です。
健康を気にする方にも
牛の赤身肉には良質なたんぱく質が特に豊富。さらに、脂質の代謝に欠かせないL-カルニチン、細胞の再生を促す鉄や亜鉛、ビタミンB群なども効率的に摂取できるため、健康や美容を気にする方に注目される食材です。
国分牧場で育てる牛は、ホルスタインの他、酪農家で生まれた様々な種類の子牛。大量生産では生かされない牛の受け皿となって、命をつなぎ、肉牛として育てています。
大量流通に乗らない子牛は、個性も味わいも様々。多様性を大切にし希少な牛を育み販売する私たちの取り組みが、酪農家さんの経営の一助となり、持続可能な農業につながっていくことを目指しています。
大切に育てた希少な牛のおいしい肉をムダなく召し上がっていただくことも、私たちの使命。
牛肉の鮮度にこだわり、衛生管理の行き届いた工場で冷蔵状態でスライス。その後、様々な部位を食べきり少量（100g～500g）で個包装・真空冷凍して販売しています。
ステーキやしゃぶしゃぶなどのスライス肉のほか、もつやハンバーグ、ウィンナーなどの加工品まで、牛1頭を丸ごと生かして、皆さまにおいしさをお届けします。
おいしく解凍する方法
お召し上がりになる前に、袋ごと水に浸けて解凍してください。
長時間室温に放置したり、お湯に浸けるのはお肉の旨味や風味が損なわれてしまいますので避けてください。
真空状態があまい商品は目に見えないような小さい穴が開いている場合もございます。その場合、ジップロックなどの袋に入れ替えてから解凍いただきますようお願いいたします。
商品写真が一部黒ずんでいる理由は肉の発色作用によるものです
元々生きている牛の肉は茶色に近い色です。屠畜しお肉になりスライスした状態でしばらく置いておくと、筋肉の中の成分の「ミオグロビン」が酸素と結合して「オキシミオグロビン」に変化します。この段階できれいな赤色に発色します。国分牧場の商品は鮮度にこだわりまだこの発色する前の段階で真空冷凍しているため一部黒ずんでいる商品があります。ご家庭で解凍開封後少し空気に触れるときれいな赤色に発色します。その後さらに酸化がすすむと今度はこれが「メトミオグロビン」というものに変わり、どす黒く変色してゆきますので解凍後はお早めにお召し上がりください。
〒355-0035
埼玉県東松山市大字古凍625
TEL.080-1526-6749
FAX.0493-22-1362
定休日 火・水・木
営業時間 9時30分～17時
